大晦日の夜、家族や大切な人とテレビを囲んで紅白歌合戦を見るのは、日本の冬の風物詩ですよね。
中でも番組の最後を締めくくる大トリは、その年を象徴する特別な存在です。紅白の歴代大トリに関する一覧や、思い出深い歌唱曲、さらには出演回数のランキングなど、ふとした時に懐かしい記憶を辿りたくなることもあるでしょう。
多くの人が気にする人気や選考の決め方、そして2025年は誰が務めるのかといった最新情報まで、詳しく知りたいという方も多いはずです。
歴代の歩みを振り返ることで、当時の社会情勢や自分の思い出も一緒に蘇ってくるかもしれません。この記事を読めば、紅白の終盤がもっと楽しみになるはずですよ。
- 第1回から最新回までの歴代大トリと歌唱曲の一覧
- 美空ひばりや北島三郎などの最多出演回数ランキング
- 2025年のMrs. GREEN APPLE初起用に関する舞台裏
- 視聴率や選考基準から見る大トリの重要性と社会的役割
紅白の歴代大トリが歩んだ軌跡と栄光の歌唱曲
紅白歌合戦の最後を飾る大トリ。その歴史は、日本の歌謡界の歴史そのものと言っても過言ではありません。ここでは歴代の記録を振り返り、時代ごとに愛されたスターたちの活躍を詳しく見ていきましょう。
紅白の歴代大トリ一覧と歌唱曲を完全網羅
第1回から現在に至るまで、紅白のフィナーレを飾ってきた方々を一覧にまとめました。こうして見ると、昭和から令和にかけての音楽ジャンルの移り変わりが手に取るようにわかりますね。
私個人としては、子供の頃に見た演歌の迫力も、近年のポップスの華やかさも、どちらも紅白らしくて大好きです。
| 回(年) | 紅組トリ(歌唱曲) | 白組トリ(歌唱曲) | 大トリ(歌手名) |
|---|---|---|---|
| 第1回(1951) | 渡辺はま子(桑港のチャイナ街) | 藤山一郎(長崎の鐘) | 藤山一郎 |
| 第10回(1959) | 美空ひばり(御存知弁天小僧) | 三橋美智也 | 美空ひばり |
| 第29回(1978) | 山口百恵(プレイバックPart2) | 沢田研二(LOVE(抱きしめたい)) | 沢田研二 |
| 第48回(1997) | 安室奈美恵(CAN YOU CELEBRATE?) | 五木ひろし(千曲川) | 五木ひろし |
| 第54回(2003) | 天童よしみ(美しい昔) | SMAP(世界に一つだけの花) | SMAP |
| 第64回(2013) | 高橋真梨子(for you…) | 北島三郎(まつり) | 北島三郎 |
| 第74回(2023) | 福山雅治(HELLO~想望 メドレー) | MISIA(紅白スペシャル2023) | MISIA |
| 第75回(2024) | 福山雅治(あなたへの歌 SPメドレー) | MISIA(紅白スペシャル2024) | MISIA |
| 第76回(2025) | MISIA(MISIAスペシャル) | Mrs. GREEN APPLE(GOOD DAY) | Mrs. GREEN APPLE |
※詳細な全データはNHKの公式サイトなどで確認できますが、主要な転換点をピックアップしても、その豪華さが伝わってきますね。大トリはまさに「その年の顔」と言える存在かなと思います。
紅白の歴代大トリ回数ランキング!最多出場の歌手
歴代で最も多くトリ(大トリ含む)を務めたのは誰か、気になるランキングを見ていきましょう。やはり昭和の巨匠たちが圧倒的な回数を誇っています。
トリ歌唱回数ランキング(通算)
- 1位:美空ひばり(13回) ・・・ 第14回から23回まで10年連続という不滅の記録
- 1位:北島三郎(13回) ・・・ 「まつり」で番組を締める姿はまさに日本の年末
- 1位:五木ひろし(13回) ・・・ 1970年代から2000年代まで長く白組を支えた顔
- 4位:石川さゆり(9回) ・・・ 「天城越え」と「津軽海峡・冬景色」はもはや伝統芸
- 4位:森進一(9回) ・・・ 独特のハスキーボイスで昭和の紅白を象徴
美空ひばりさんと北島三郎さんは、大トリとしての回数も11回と非常に多く、まさに「紅白の象徴」ですよね。最近ではMISIAさんも回数を重ねており、令和の新しい定番になりつつあるのを感じます。
紅白の大トリ人気ランキングで振り返る名場面
回数だけでなく、視聴者の心に深く刻まれた「記憶に残る大トリ」もいます。ある調査によると、歴代で最も人気が高いのはSMAPの「世界に一つだけの花」(2003年)だそうです。グループとして初の大トリ、しかもポップス系グループが番組を締めるのは当時史上初の快挙でした。
他にも、沢田研二さんが山口百恵さんと共にポップス勢として初めてトリを務めた第29回も、非常に人気が高い名場面ですね。演歌が主流だった時代に、新しい風が吹いた瞬間だったのかなと思います。
紅白の大トリで高い視聴率を叩き出した歌手と曲
大トリは番組内で最も注目が集まる時間帯であり、視聴率もピークに達することが多いです。過去のデータを見ると、驚異的な数字が並びます。
| 年度 | 歌手名 | 視聴率 | エピソード |
| 1998年 | 和田アキ子 | 59.2% | 歌手生活30周年の節目で見せた圧倒的な存在感 |
| 1997年 | 安室奈美恵 | 59.1% | 結婚・休養前のラストステージに日本中が注目 |
| 2003年 | SMAP | 57.1% | 社会現象となった名曲で、お茶の水の空気が一つに |
最近ではテレビ離れが言われることもありますが、それでも2024年のMISIAさんの大トリでは35.1%を記録するなど、依然として高い注目度を維持しています。やはり「最後は紅白で見届けたい」という心理が働くのかもしれませんね。
山口百恵や北島三郎が持つ最年少と最年長の記録
大トリにはキャリアの重みが必要とされるため、ベテランが選ばれる傾向にありますが、例外的なすごい記録もあります。私個人としては、10代でこの重責を担った山口百恵さんの凄まじさに驚かされます。
- 最年少トリ:山口百恵(19歳) 1978年に、10代とは思えない貫禄で「プレイバックPart2」を歌唱しました。
- 最年長大トリ:北島三郎(77歳) 2013年、紅白勇退の年に「まつり」で有終の美を飾りました。
こうした年齢の幅広さも、老若男女が楽しめる紅白ならではの魅力かなと思います。特に北島三郎さんのラストステージは、一つの時代が終わるような寂しさと、感謝の気持ちで胸がいっぱいになったのを覚えています。
紅白の歴代大トリの決め方と2025年の舞台裏
毎年話題になる大トリの選考ですが、一体どのようにして決まっているのでしょうか。2025年の驚きの抜擢から、舞台裏の知られざるエピソードまで詳しく解説します。
紅白の大トリの決め方は?選考を左右する3つの基準
NHKが公式に掲げている選考基準は、大きく分けて3つあります。意外と知られていないのですが、単に「有名な人」というだけでは選ばれない、しっかりとした裏付けがあるようです。
NHKの選考基準(三本柱)
- 今年の活躍:CD売上だけでなく、ストリーミング再生数やSNSでの話題性が重視されます。
- 世論の支持:NHK独自のアンケートやカラオケのリクエスト回数などが参考にされます。
- 番組の企画・演出:その年のテーマ(平和や絆など)に最もふさわしいかどうかが判断されます。
最近では特に「ストリーミング再生数」などのデジタルデータが重視されているそうで、時代の変化を感じますね。正確な選考の裏側は非公開ですが、これらのデータを総合的に判断して決定されるのが通例です。
紅白の2025年大トリは誰?バンド初のミセス起用
2025年(第76回)の紅白歌合戦において、最大のサプライズとなったのがMrs. GREEN APPLEの大トリ起用です。これは紅白76回の歴史の中で、ロックバンドが正式な大トリを務める史上初の出来事なんです。
彼らはオープニングでも「放送100年 紅白スペシャルメドレー」の1曲目を担当し、さらに番組の最後も締めるという、まさに「ミセスで始まりミセスで終わる」構成となりました。
2025年は彼らにとってデビュー10周年の節目であり、一つの章を完結させるというドラマチックな文脈も選出の決め手になったのかもしれません。
紅白の大トリを辞退した歌手と知られざる理由
最高の名誉とされる大トリですが、過去にはさまざまな理由で辞退したケースも噂されています。真偽のほどは定かではありませんが、エピソードとしては興味深いものが多いです。
辞退に関する噂・エピソード
- B’z:「年末年始はゆっくり休みたい」という硬派(?)な理由。
- 宇多田ヒカル:「紅白を一度も見かけたことがない」という冗談めかしたコメント。
- 安室奈美恵:コンサートを優先するため、ライブ以外での歌唱は慎重だった時期も。
出演を熱望する歌手がいる一方で、独自のスタイルを貫くアーティストがいるのも面白いところですね。拘束時間の長さやリハーサルの大変さも、辞退を考える一因になると言われています。
史上初のバンド起用とMISIAの連続歌唱の意義
Mrs. GREEN APPLEが大トリを務める一方で、紅組のトリはMISIAさんが7年連続(2025年時点)で務めるという安定感を見せています。白組で「変化」と「新時代」を象徴するバンドを据え、紅組で「不変の歌唱力」と「格調」を誇るMISIAさんを置く。
このバランスこそが、老舗番組としての紅白のプライドかなと感じます。新しい文化を取り入れつつ、守るべき伝統はしっかり守る。私たちが安心して紅白を楽しめるのは、こうした計算された演出があるからこそかもしれませんね。
美空ひばりから現代へ続く終演の美学と演出
かつての美空ひばりさんや北島三郎さんの時代、大トリは「一年の汚れを落として明日への活力を与える」という神聖な役割を持っていました。その美学は今も形を変えて受け継がれています。
大トリが歌い終わった後の「蛍の光」から優勝旗の授与までの流れは、日本人のDNAに刻まれた安心感がありますよね。歌唱後の余韻をどう番組のエンディングに繋げるか。制作側も大トリの選定には、単なるヒット曲以上に「物語性」を求めているように感じます。
紅白の歴代大トリが象徴する日本芸能史のまとめ
ここまで振り返ってきたように、紅白の歴代大トリは単なる出演順ではなく、その時代の日本の空気感を象徴する鏡のような存在です。演歌からポップスへ、そしてストリーミング世代のバンドへと、バトンが繋がれていく様子は、まさに日本芸能史そのものですね。
大トリを務める方々のギャラは、大御所でも50万円程度と言われており、経済的なメリットよりも「国民的歌手」としてのステータスの方が大きいようです。私たち視聴者も、最後の大トリが誰になるかを知ることで、一年の終わりを実感する。そんな特別な瞬間が、これからも続いていくことを願っています。
まとめの要点
- 最多トリ記録は美空ひばり、北島三郎、五木ひろしの13回
- 2025年は史上初のロックバンド、Mrs. GREEN APPLEが大トリ
- 選考は「今年の活躍」「世論の支持」「番組演出」で総合判断される
- 視聴率50%超えを記録した安室奈美恵やSMAPなどの伝説的ステージ
※正確な出演情報や詳細な規定については、NHKの紅白歌合戦公式サイトをご確認ください。最終的な放送内容や出演順は、番組側の最新の発表に基づきます。